ドッペルゲンガー
2004年4月26日 夜更かしばっかりしてないで寝なさい!
黒沢清の作品は難解だ。どう受け止めていいのやら皆目検討つきません。そのくせ、登場人物達の動機は至ってシンプルに思われ、物語は滞り無く進行します。投げかけるだけ投げかけ、無慈悲にもエンディングへ。
「カリスマ」の時もそうだったけど、一回見ただけじゃその中にあるメッセージが明確に見えてきません。だので、こりゃもう一回見なくては批評出来ませんわ。
しかしながら、独特のカメラワークと間が気持ちよく、時間の経過は感じません。
キャスティングでは、役所広司はもとより、永作博美、柄本明、佐藤仁美、ユースケサンタマリアと個性的な面々で固められ盤石の配役です。
皆物静かな中に狂気を持ち合わせながら、生きていてその生き方に迷ってるんですね。大方はそれを理性で誤魔化したり、見ないようにして…。
よく人は「もう一人自分がいれば」なんて言いますが、もう一人の自分なんてものが現れたらワタクシメの場合、無駄が二倍になって、傍若無人さも二倍になるわけで。
世の中の人にとっては迷惑千万ですな。まあ、ワタクシメならドッペルゲンガーよりコピーロボットの方が無害で有り難いのですが。
★は★★★。
「カリスマ」の時もそうだったけど、一回見ただけじゃその中にあるメッセージが明確に見えてきません。だので、こりゃもう一回見なくては批評出来ませんわ。
しかしながら、独特のカメラワークと間が気持ちよく、時間の経過は感じません。
キャスティングでは、役所広司はもとより、永作博美、柄本明、佐藤仁美、ユースケサンタマリアと個性的な面々で固められ盤石の配役です。
皆物静かな中に狂気を持ち合わせながら、生きていてその生き方に迷ってるんですね。大方はそれを理性で誤魔化したり、見ないようにして…。
よく人は「もう一人自分がいれば」なんて言いますが、もう一人の自分なんてものが現れたらワタクシメの場合、無駄が二倍になって、傍若無人さも二倍になるわけで。
世の中の人にとっては迷惑千万ですな。まあ、ワタクシメならドッペルゲンガーよりコピーロボットの方が無害で有り難いのですが。
★は★★★。
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