はじめパッケージを見て一目惚れ。黄色い雨ガッパの女の子のイラスト。
そして、タイトルにもビビッときましたね。
実際この映画が公開されたのは2000年。今から4年前の作品なんですね。
監督のポン・ジュノはワタクシメと同じ1969年生まれの若手監督ですけど、もう長編2本目(殺人の追憶)でずば抜けた才能を見せてくれています。
本作も長編デビュー作とは思えない秀作。ブラックユーモア満載でテンポも小気味よいですよ。ワタクシメは素直にこの登場人物達に感情移入できたし、ホント身近にある共感もしそうなそんなお話です。
主人公の一人、イ・ソンジェは「美術館の隣の動物園」に出ていたお気に入りな役者さんです。また、もう一人の主人公のペ・ドゥナは最高の演技を見せてくれます。
どこにでもいそうな近所の女の子。だけどキュートで魅力的なんですよ。
軽快なコメディーでありながら、きちんと登場人物達の人物像や感情をエネルギッシュでありながら、雑になること無く丁寧に仕上げられた作品です。
★ は★★★★

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